インタビュー

2021-06-01

下関医療センター | 初期研修インタビュー

下関医療センターの初期研修インタビュー。全国病院からメッセージ・求める研修医、プログラム・募集要項、ジュニア・シニア・指導医・院長のインタビューを掲載。進路選択の判断材料としてお役立てください!

下関医療センター

山口県下関市上新地町3丁目3−8

山﨑先生の近影

名前 山﨑 烈 医師
出身地・出身大学 / 医師免許取得年度 下関市・ 熊本大学 / 2020年

山﨑先生が医師を目指したきっかけをお聞かせください。

中学生の頃から漠然とではありますが、医師を目指していました。理由としては父が医師だったことが大きいです。後を継ぐというか、同じ道に進むのだろうなというイメージを持っていました。

学生生活ではどんなことが思い出に残っていますか。

印象深かったのは解剖ですね。解剖の授業では骨などの臓器をスケッチするのですが、それはとても苦労しました。防腐剤などの薬品の匂いも結構きつかったので、解剖の授業が一番記憶に残っています(笑)。

研修先を下関医療センターに決めた理由をお聞かせください。

当院を見学したときに、先生同士の垣根が低かったり、働いている先生方が人間味にあふれていて、生き生きとされているところが気に入ったので、研修先として決めました。私は4年生の段階から研修先を徐々に探し始めたのですが、4年生であっても快く見学を受け入れてくださったので、その点でも印象が良かったです。また、当院には私が今、興味を持っている診療科の専門研修プログラムがあるので、初期研修から専門研修にスムーズに移行できると思ったことも当院を選んだ理由です。

現在、興味を持っている診療科を教えてください。

当院を研修先として選んだ理由にも関連していますが、考えているのは総合診療科です。当院は総合診療科の専門研修プログラムを持っているので、ここで初期研修を終えたあと、そのまま残る選択肢もあるのかなと思っています。総合診療科に興味を持った理由は、最近、専門医資格として認められたので、トレンドだと感じたことと、将来は色々な疾患を診ることができる総合診療医として開業できたらと考えたからです。残念ながら、当院には総合診療専門の先生はいらっしゃらないのですが、それはそれでいい経験になっています。

研修をするうえで心がけていることをお聞かせください。

なるべく上級医の先生に迷惑にならないことを心がけています(笑)。じっくり教科書などを読む時間はあまりないのですが、自分で正しい判断をできるようにするためにも、研修の合間を縫いながら予習や復習をするようにしています。先生方も質問したら丁寧に返してくださるので、先生方の指導を受けながら少しずつ力をつけていけるように努力しています。

指導医の先生のご指導はいかがでしょうか。

当院は少数の研修医を病院全体で指導する気風があります。現院長ももともと研修医を指導する立場だったので、非常に熱心で、週に1回「院長塾」という名前の症例検討などの勉強会を積極的に開いてくださっています。先生方全員で研修医を育てていくという伝統のようなものがありますので、よく見てくださっているなと感じることが多いですね。

研修中の山﨑先生

下関医療センターでの初期研修で良いところはどんなことでしょう。

研修医が比較的少ないということもあって、各科を回る際は基本的に1名で研修を受けています。そのため、指導医の先生にもしっかり指導していただけますし、研修医同士で症例を取り合うことも少ないです。各科で症例を多く経験できるというところは良いところだと思っています。

研修中に苦労する部分はどのような点でしょうか。

当院のある下関市は救急患者さんを市内に4カ所ある研修病院が持ち回りで担当しているので、4日に1回、救急当番が回ってきます。救急に関しては全ての初期研修医が研修しないといけないため、自分がいくら放射線科医や皮膚科医を目指していると考えていても、救急をしっかり診ないといけない点は苦労するところです。私は将来、総合診療医を目指しているので、救急科で学ぶことは非常に多いですね。また、当院には小児科や精神科など、一部の科目がありませんので、協力病院で研修する形になります。ほかの病院での研修をすることは良い部分でもありますが、そういった科目については症例を経験するという部分で苦労するかもしれません。

研修医同士のコミュニケーションは活発ですか。

私の学年は4人の研修医がいまして、来年は3人が入ってくる予定です。少数での研修なので、基本的には皆が違う科を回っていますし、外の病院で研修していたりすると顔を合わせる機会というのはどうしても少なくなってしまいます。でも院長塾では皆が顔を合わせることになるので、その際に話をしたりしますし、研修医だけの部屋というのも割り当てていただいているので、そこで結構コミュニケーションを取ったりしています。

先生のリフレッシュ方法などを教えてください。

妻子がいますので、子どもと遊んだりすることが一番の気分転換になっています。コロナ禍になってからはあまり積極的には行けませんが、下関には子ども向けの施設や公園もありますので、そういったところで家族と過ごすことでリフレッシュしています。

これから初期臨床研修病院を選ぶ医学生に向けて、メッセージをお願いします。

見学に行ったときに研修医の先生方がどれぐらい疲れているかを見ることをお勧めします。私が当院に見学に来たとき、働いている研修医の先生が頑張っていて、生きがいを持って働いておられました。私は当院以外にもいくつかの病院に見学に行きましたが、研修医の先生方がすごく辛そうだなという印象を受けたんです。それで最終的に当院を選んだという経緯もあったので、医学生の皆さんにお伝えしたいのは自分自身が研修をしていくうえで潰れないためにも、研修医の様子を見て、自分が働くイメージを持ちながら研修先を探しましょうということです。病院のネームバリューなども大事でしょうが、やはり自分が潰れずに2年間の研修を受け続けることが一番重要なので、そういった部分にも注目してもらえたらと思います。それから当院の副院長も言っていることなのですが、自分の興味のある科目が何であれ、救急の現場は見学しておくべきですね。実際に救急がどのように回っているのか、自分がその中でどのように業務をやっていくのかを見学させていただきましょう。

最後に下関医療センターのPRをお願いします。

当院の特殊な部分でもあるのですが、眼科や皮膚科など、いわゆるマイナー科の先生方も積極的に救急に携わっています。見学にいらした際は専門性の高い先生であっても、自分の専門外の患者さんの救急対応をされているところを是非見ていただきたいです。そういった先生方の指導を受けることができることが当院の強みです。

勉強中の山﨑先生