インタビューを受ける日下先生・金森先生・木村先生・江藤先生
医師を目指したきっかけをお聞かせください。
日下父をはじめ、身内に医師が多かったことがきっかけです。父から「医師になれ」と言われたことはありませんでしたが、自然と目指していました。
金森小さい頃から医療系の仕事に興味があったのですが、中でも医師は「ありがとう」と言ってもらえることが多い職業なのかなと思い、中学生のときに目指すようになりました。
木村小さいときに近所の医院によくかかっていたのですが、その先生がいつも治してくださるので、その姿が格好良くて、憧れたことがきっかけです。
江藤私はテレビドラマの「医龍」を見たことがきっかけです。登場人物の誰かに憧れたというよりも、ドラマ自体が面白くて、私も医師になりたいと思いました。
病院の特徴はどのようなものでしょうか。
日下1904年に開設された、歴史のある病院です。三重県の中南勢地域の基幹病院として、診療科が31科あり、専門医の先生方も数多くいらっしゃいます。私は初期研修も当院で過ごしましたが、アットホームな雰囲気だと感じていますし、専門医の先生方が多いだけに勉強になることも豊富にあります。
初期研修で伊勢赤十字病院を選ばれたのはどうしてでしょうか。
日下初期研修医の人数が18人と多いことから、大人数だと楽しそうかなと思ったことがまずあります。それから実習で色々な病院に行ったのですが、その中でも当院は綺麗でしたし、食堂のご飯を無料でいただけたので、いい病院だなと感じました(笑)。
金森伊勢市に住みたかったからです(笑)。大学時代は6年間、津市に住んでいたので、津市以外の街に住んでみたかったんです。伊勢には神宮があり、観光地なので、美味しい飲食店が数多くあります。私は海が好きなので、海に近いというロケーションも気に入り、当院を選びました。
木村初期研修医の数が多いことと病院が綺麗なこと、診療科が豊富なので、当院だけで完結できるところが良かったです。
江藤実習で来たときに、先生方が優しくて、楽しかったからです。
金森私も実習でかなり長い期間、お世話になりました。雰囲気も良かったですし、当院で研修しようと決めてから見学に来ました。
木村私は大学が愛知県なので、実習には来られなかったのですが、病院見学に来て、雰囲気がとてもいいなと感じました。その印象が良くて、ずっと気になっていたので、その後また2回ほど見学に来ました。
ご専門を選ばれたきっかけについて、お話しください。
日下父が産婦人科医だったことが大きいです(笑)。産婦人科のことしか知らないまま、産婦人科医になるのかなと思いながら初期研修をしました。初期研修で外科系にも興味が出てきたので、初期研修が終わるときには迷いもありました。でも産婦人科でお産を見ると、やはり産婦人科が良かったですね。私はお産が好きなので、危ないお産を何とかしたいと考え、産婦人科に決めました。
初期研修のプログラムの特徴はどういったことですか。
金森診療科が多いので、ほとんどの研修を院内で完結できるところです。
木村入職してからプログラムを決められるところです。入職前からプログラムを決めないといけない病院もあるのですが、当院は入ったあとで決められるのが有り難いです。
江藤選択期間が長く、色々な診療科を回れることがいいなと思っています。
インタビューを受ける金森先生・木村先生・江藤先生
プログラムの自由度は高いですか。
木村入職後にプログラムを決められますし、選択期間も長いので、高いです。
院外の研修先もありますよね。
金森2年目の精神科と地域医療は外部の病院です。精神科は松阪厚生病院、南勢病院、三重大学医学部附属病院、熊野病院、三重県立こころの医療センターから選べます。地域医療は尾鷲総合病院、紀南病院、志摩市民病院、町立南伊勢病院、伊勢田中病院、紀宝町立相野谷診療所のほか、長野県の飯山赤十字病院も選べます。私は長野に行きたいです(笑)。
江藤私も一番近くの病院か、長野がいいです(笑)。
初期研修にあたって、どのような姿勢を心がけていますか。
金森オンとオフのめりはりをきちんとつけて、仕事の時間とプライベートな時間を分けるようにすることを意識しています。
木村分からないことがあったら、すぐに上の先生に聞いて、そこできちんと解決できるようにしています。先生方は優しく、丁寧に教えてくださいます。
江藤私も教えていただいたことはしっかり身につけ、忘れないように頑張っています。
初期研修で勉強になっていることはどんなことですか。
江藤何も知らないことばかりを教わっているので、新しい発見ばかりです(笑)。
木村私も同じです(笑)。特に救急ではまた違った発見があり、分からないことばかりあるので、いつも上の先生に質問しています。
金森普段の研修では主治医の先生に言われたことをすることが多いのですが、救急に入ると、自分で決めないといけないことがあるので、しっかり考えたり、上の先生のご意見を伺ったりして、自分で考え、判断するための研修になっています。
指導医の先生のご指導はいかがですか。
金森手厚いです。
コメディカルの方々とのコミュニケーションはいかがですか。
金森1年目の新入職員で話し合う機会が何度かあり、そこで看護師さんをはじめ、コメディカルスタッフの皆さんと知り合えたので、働きやすくなりました。
木村救急では本当に何も分からない状態なので、色々な方々に助けていただいています。
同期は何人いらっしゃいますか。
金森17人で、歯科の同期を入れると18人です。
木村女性はこの3人です。女性の数は少ないですが、アウェー感はありません(笑)。