全国で活躍する女性医師

2024-05-31

那須赤十字病院

全国の赤十字病院の中から、栃木県の那須赤十字病院にお伺いしました。勤務内容や1日のスケジュール、家庭と仕事の両立など、女性医師ならではの声が聞けるインタビューです。

  • 1986年に東京大学を卒業後、東京大学脳神経外科に入局し、東京警察病院、亀田総合病院で研修を行う。
    1989年にバージニア大学に留学する。
    1990年に東京大学脳神経外科助手に就任する。
    1994年に関東労災病院に脳神経外科医長として勤務する。
    1995年に公立昭和病院に脳神経外科医長として勤務する。
    2003年に獨協医科大学脳神経外科に講師として着任する。
    2006年に獨協医科大学脳神経外科准教授に就任を経て、2014年に獨協医科大学脳神経外科教授に就任する。
    2023年に那須赤十字病院に副院長として着任する。
    日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医・指導医、日本脳卒中学会認定脳卒中専門医・指導医、日本脳卒中の外科学会技術指導医、獨協医科大学臨床研修指導医、栃木県難病指定医など。
    日本脳神経外科学会評議員・査読委員、日本脳卒中の外科学会評議員、日本脳卒中学会評議員、SAH/スパズム・シンポジウム世話人など。

河本 俊介
(かわもと しゅんすけ)
先生

副院長
第一脳神経外科部長
教育研修推進室長

新井 由季(あらい ゆき)先生

緩和ケア部長

  • 2002年に自治医科大学を卒業後、自治医科大学附属病院で研修を行う。2004年に南那須広域行政組合立那須南病院内科に勤務する。2006年に大田原赤十字病院(現 那須赤十字病院)内科に勤務する。2008年に自治医科大学大学院緩和医学専攻(社会人)に入学し、2014年に自治医科大学大学院緩和医学専攻(社会人)を修了する。2021年にGraduate Diploma in Palliative Care(Flinders University)を修了する。2023年に自治医科大学臨床準教授(地域担当)を兼務する。
    日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医、日本肝臓学会肝臓専門医、日本プライマリ・ケア連合学会認定プライマリ・ケア認定医・指導医、日本医師会認定産業医、日本緩和医療学会認定医など。

田宮 千知(たみや ちはる)先生

呼吸器内科副部長

  • 2003年に杏林大学を卒業後、杏林大学医学部附属病院で研修を行う。2006年に東京都立広尾病院に勤務する。2010年に那須赤十字病院に勤務する。
    日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本旅行医学会認定医、日本プライマリ・ケア連合学会プライマリ・ケア認定医・指導医、日本医師会認定産業医、ICD制度協議会認定ICD(インフェクションコントロールドクター)、身体障害者福祉法指定医(呼吸器)、第17回日本赤十字社臨床研修指導医養成講習会修了など。

小森 慈海(こもり いつみ)先生

第二小児科副部長

  • 2016年に獨協医科大学を卒業後、那須赤十字病院で初期研修を行う。2018年に宇都宮病院で後期研修を行う。2020年に獨協医科大学病院、2021年に那須赤十字病院、2023年に獨協医科大学病院を経て、2024年4月に那須赤十字病院に着任する。
    日本小児科学会小児科専門医・「子どもの心」相談医・出生前コンサルト小児科医、小児慢性特定疾病指定医、日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法「専門」コース(Aコース修了)、獨協医科大学病院臨床研修指導医など。

高山 紗和(たかやま さわ)先生

循環器内科専攻医

  • 2021年に獨協医科大学を卒業後、那須赤十字病院で初期研修を行う。2023年に獨協医科大学病院で専攻医研修を始める。2024年4月から那須赤十字病院内科で専攻医研修を行っている。

会田 真衣(あいだ まい)先生

初期研修医

  • 2023年に聖マリアンナ医科大学を卒業後、那須赤十字病院で初期研修を行っている。

吉田 茉樹(よしだ まき)先生

初期研修医

  • 2023年に獨協医科大学を卒業後、那須赤十字病院で初期研修を行っている。

contents

病院の特徴

河本当院は栃木県の県北医療圏の唯一の総合医療機関です。病院の機能として、救命救急センターを持っており、これは県北で唯一の三次救急医療施設となっています。ほかに災害拠点病院、地域周産期母子医療センター、地域がん診療連携拠点病院、へき地医療拠点病院、地域医療支援病院、栃木県脳卒中地域拠点医療機関、エイズ拠点病院などの指定医療機関になっており、県北の病院の中で中心的な役割を果たしながら、そういった政策医療も担っています。

初期研修での人気の秘密

河本私は2023年に当院に着任したばかりですので、初期研修医に聞いてみたところ、自分で積極的に診療にコミットできるところが良いところなのかと思います。例えば大学病院などですと、救急外来で新しく来られた患者さんの所見を取ったり、診療するのは中堅の医師で、初期研修医はそれを見学するだけといったところもあるようですが、当院は初期研修医がファーストタッチをして所見を取り、自分で考え、判断して、それから指導を受けることができるので、それが人気のようです。

乗馬を楽しむ会田先生

乗馬を楽しむ会田先生

会田私は東京都出身なのですが、祖母が那須塩原市に住んでいるので、祖母と一緒に暮らしたいなという思いがまずあり、近くの病院を探しました。もともと三次救急の病院で研修したかったですし、性格的にも研修医数が大人数よりは少人数の方がしっかり学べるかなと考え、三次救急病院であり、1学年5人という規模の当院を選びました。さらに、初期研修医になってから結婚したのですが、できれば初期研修中に出産したかったので、24時間の院内保育所があることも分かり、キャリアやライフプランの面からも100点の病院だなと感じました(笑)。

吉田私は小児科志望で、3年目以降は母校の小児科医局に入りたいと考えていました。母校の小児科の雰囲気がとても好きなのですが、ずっと大学にいるよりも初期研修の2年間は市中病院で働いてみたかったし、私も少人数の方が手技ができるのかなと思い、色々な病院に見学に行きました。私は埼玉県出身なので、埼玉や東京の病院にも見学に行きましたが、当院が一番、雰囲気が素敵な病院だったんです。コメディカルスタッフの方々もとても優しく挨拶をしてくださり、そういう雰囲気の良さに惹かれて、当院に決めました。

初期研修プログラムの特徴

会田一番のポイントは自由度が高く、選択期間が長いことです。自分の好きなタイミングで好きな科を回れるのは有り難いです。私は妊娠していて、つわりの時期に志望科の脳神経外科を回る予定だったのですが、先生に相談したところ、「身体を大事にしよう」と言われ、回る科を変更していただきました。それも少人数だからこそできたのかなと思います。

ディズニーランドで楽しむ吉田先生

ディズニーランドで楽しむ吉田先生

吉田当院を選んだ理由でもあるのですが、当院は獨協医科大学病院と提携しており、たすきがけのプログラムもあります。当院では市中病院ならではのコモンディジーズ、大学病院では大学病院ならではの疾患を診られることに加え、大学病院にいつ行きたい、どの科を回りたいという希望が直前でも叶います。研修中に「この科に興味が出てきたから、回りたい」という希望に対しても融通が利くので、フレキシブルな初期研修が可能です。

河本そういう選択の自由度が高く、初期研修医の自主性を重んじていることが特徴ですね。トップダウン式にカリキュラムをきちんと決めて行う研修とは正反対で、初期研修医の希望に応じて、初期研修医のやりたいことをできる環境を作っていくことを目指しています。また、当院は都会の病院に比べると、コメディカルスタッフの皆さんが優しいです(笑)。もちろん1年目の初期研修医よりコメディカルスタッフの方が知識も経験もあり、教えてもらう機会も多いはずですが、それぞれの立場をリスペクトし合って接している環境があります。それから患者さんも同様です。都会には病院が数多くあるので、患者さんもいわゆるドクターショッピングをしたり、扱いが難しかったりもするのですが、当院の場合は医師患者関係がとても良好です。医師患者関係とは患者さんからの信頼も大事ですが、医師からの信頼も大事なんですね。「この患者さんは自分が言っていることを聞いてくれる」「自分がやろうとしていることを分かって治療を受けている」という信頼があると診療がうまくいきます。初期研修で嫌な思いをすると、医師の全キャリアにわたって嫌な思いを引きずってしまうかもしれません。しかし初期研修で良い医師患者関係を築ければ、医師としてのキャリアにとってもプラスになりますし、それはとても重要なことではないかと思っています。

初期研修で勉強になっていること

会田当直はとても勉強になります。当直では指導医の先生1人に初期研修医1人がついて、ウォークインも救急車も診るのですが、研修医がファーストタッチをします。もちろん分からないことはすぐに質問できますし、研修医が1人ですので、やりたい手技など、やってみたいことはさせていただける環境なのは素晴らしいと思っています。

吉田当直の場合、救急外来である程度の検査をして、こういう疾患かなと分かったときにICする機会があります。ほかの研修病院のことは分からないのですが、当院ではICの機会があり、医療知識が全くない患者さんに話すとなると簡単な言葉での説明が求められます。いざ自分で話すとなったときに、自分に知識が足りないとうまく伝えられないし、そういう場で一番大事なことは患者さんの不安を除いたり、患者さんが気になっていることを説明することだと思うのですが、「こういうことを勉強しておけば良かった」と反省することもあります。遣り甲斐があるということで言えば、当院は初期研修医がチャレンジできる機会が多くあることです。今は外科を回っていますが、私が外科志望でないことを指導医の先生方も分かっているのに、「勉強してきたら、執刀してもいいよ」と言われ、専攻医の先生から本を借りたり、動画を見たりして勉強すると、「勉強、頑張ったね。じゃあ、やってみよう」と一緒に執刀させていただけるんです。市中病院ならではの研修なのかなと、とても遣り甲斐があります。

初期研修で心がけていること

会田1年目は慣れないことも多く、知らないことを学んで、知識を増やしていくことや先生たちが日々行っている診療を見て勉強することに精一杯でしたが、2年目は少し慣れてきたので、患者さんにお話ししたり、できることを積極的に増やしていきたいと思っています。

吉田初期研修医は常に指導医の先生方に守ってもらっている立場であり、今しかできないことは多くあるはずなので、失敗することもよくありますが、とにかく何回もチャレンジする精神でいきたいです。2年目になり、後輩も入ってきたので、後輩に何を聞かれても「さすが」と思ってもらえるように勉強しないといけないなと考えています。

河本副院長から初期研修医にメッセージ

河本医師の仕事は大変ですが、まずは知識と技術を身につけることが基本です。そして、ずっと勉強していかなければいけません。そこが礎となり、そのうえにアンテナを張って、患者さんの心配事や訴えに耳を澄ますこと、そういう感覚やスタンスを忘れないように、保ち続けてほしいです。知識や技術だけに胡座をかいて対応する医師にはなってほしくないので、知識や技術を土台にしたうえで患者さんの本当に困っていることの核心に対して、しっかり応えられるような診療行為や相談のできる医師を常に目指し続けましょう。そういう医師が患者さんに一番信頼され、人気のある医師になるのではないかと思いますので、是非それを目指して頑張ってください。

病院の雰囲気

カンファレンスで印象に残っていること

ゴルフを楽しむ会田先生と吉田先生

ゴルフを楽しむ会田先生と吉田先生

吉田外科の場合は翌週の手術のプレゼンを初期研修医がするのですが、まずは自分で作ってみて、担当の指導医の先生に確認すると「ここはこうした方がいいよ」などと意見をくださいます。研修医を野放しにせず、しっかり見てくださるし、カンファレンスでも研修医が発言する機会もあります。

会田形成外科や産婦人科のカンファレンスは印象に残っています。また形成外科や産婦人科では手技もさせていただき、知識や技術を吸収した実感がありました。色々なことをさせていただいて、充実した毎日です。

コメディカルスタッフとのコミュニケーション

吉田皆さん優しいです。研修を始めた頃は点滴ラインなどもベテランの看護師さんの方が断然上手なので、「お時間あるときに教えてください」とお願いすると、絶対に嫌な顔をせずに教えてくださいます。挨拶をしてくださったり、名前を覚えてくださったりすることがとても嬉しいですし、皆さんの優しさに助けられています。

会田初期研修とは関係ないのですが、祖母が入院したことがあり、退院後もコメディカルの方々とエレベーターや廊下などで会うと、「おばあちゃん、元気にしてる」と気にかけてくださるんです。仕事だけでなく、家族のことにも優しく気にかけてくださることがとても嬉しいです。

  • 会田先生の1日のスケジュール
  • 吉田先生の1日のスケジュール

病院と専門を選んだきっかけ

医師を目指したきっかけ

新井先生の家族写真

新井先生の家族写真

新井高校1年生で理系か文系かを選ぶ際に進路について初めて考えました。ちょうどそのときに祖母が入院しており、お見舞いに行った際に主治医の先生が女性で、素敵だなと思ったことが医師を目指したきっかけになりました。

小森私は児童精神をしたくて、医師になりました。犯罪のニュースなどを見ていると、色々な加害者が出てきます。そういう加害者になる人は恐らく子どもの頃に何かがあったのではないか、そういうところに関われる人になりたいと思ったことが児童精神を選んだ理由です。

会田小学校高学年のときに祖父が亡くなったのですが、それに衝撃を受け、将来は人を助ける仕事をしたいと思ったのがきっかけです。そして進学した高校に医学部を目指していた人が多かったことも動機になりました。

吉田両親が医師で、特に母は講演などもしていて、そういう姿を見ていたこともあり、物心ついたときから医師になりたいと思っていました。

高山私は小さい頃は病弱で、病院にかかることが多かったのですが、ずっとかかっていた先生が女医さんで、その先生をかっこいいなあと思っていたこともあり、小学生のときから何となく医師になりたいという気持ちがあって、ここまで来ました。

田宮私も両親が医師で、実は父が当院で働いていたので、休みの日に当院に連れてこられ、当院を遊び場のようにして育ちました(笑)。母は地元で開業しており、地域の人たちと密着して関わっている姿を見て、そういう関わり合いもあるのだなと思い、医師を目指しました。

専門を決めた理由

新井治せる科がいいなと思っていたのですが、そんなに器用ではなかったんです(笑)。器用なら外科医を目指したのですが、器用でなくてもなれそうで、そして治せそうな消化器内科を選びました。

小森児童精神をしたかったので、小児科か精神科だったのですが、栃木県からの奨学金が下りたのが小児科だったので、小児科にしました。

高山先生のプライベート写真

高山先生のプライベート写真

高山私は当院で初期研修をしたのですが、心肺停止で来られた方にファーストタッチをしたんです。そのときにたまたま回っていたのが循環器内科で、そこからその方を指導医の先生と一緒に診ることになり、結局その方は歩いてご自宅に帰ることができました。循環器内科には心肺停止で来られる方が多い中で、そういう方が歩いて帰っていく姿を見て興味を持ち、私もそういう診療をしたいと思い、循環器内科を選びました。

田宮父が耳鼻咽喉科の医師だったので、マイナー科という選択肢もあったのですが、ポリクリのときに患者さんが薬をすごく余らせていることに違和感を覚えて、どうしてだろうと思いました。それを探るには内科に行く必要があると考え、内科を目指しました。さらに内科の中で呼吸器内科を選択したのは先輩方が何人も進んでいたからです。

那須赤十字病院に勤務するようになったきっかけ

新井私は自治医科大学出身なのですが、義務年限が明けてからの派遣先が当院だったので、そこからずっと当院にいます。

小森私は栃木県からの奨学金の枠での派遣先が当院なので、当院に勤務しています。

高山初期研修終了後に獨協医科大学の循環器内科に入局したのですが、当院に戻ってきたいという気持ちがあり、医局にもそれを伝えていたので、専攻医として当院に戻ってきました。当院の雰囲気がとても好きだったので、また働きたいなと思っていたんです。

田宮私は初期研修が終わって勤務先を考えていたところ、両親が相次いで病気になり、「戻ってくるのが当然じゃない」と言われたので、地元に戻り、当院に勤務することになりました。

医師として影響を受けた人

新井学生時代の小児科の教授が女性でした。東大を首席で卒業したとも聞きましたし、とても綺麗な先生で、すごいなと今も尊敬しています。

小森特定の先生はいないのですが、これまで色々な病院に派遣されてきた中で、それぞれの病院にリーダーの先生がおられましたし、行く先々で出会った先生方に様々なことを教わってきました。

高山2年前の初期研修で一緒に働いていた循環器内科の先生が女性で、ばりばりと男らしく働いていた姿がとてもかっこいいと思っていました。その先生の影響もあって、循環器内科を選んだというところもあります。

田宮私は母校の大学病院で初期研修をしたのですが、そこは三次救急の病院なんです。あるとき0歳の赤ちゃんが熱傷で運ばれてきて蘇生を続けていたのですが、救急の先生が中止の指示を出されたんですね。医療を中止するには度胸も必要ですが、その先生は素晴らしいなと思いました。それ以来、その先生を師匠だと崇めていますし、今も仲良くさせていただいており、医師人生の中で影響を受けた人だと思っています。

勤務について

那須赤十字病院の救急の特徴

河本当院は三次救急の病院ではありますが、どちらかと言うとトリアージが主な役割であり、臓器別の診療科に早いうちに割り振るという形を取っていますので、いわゆる救命救急センターで救命するような感じではありません。三次救急であっても、地域の一次救急、二次救急を担っていますので、初期研修医がファーストタッチをしたあとで指導医からの指導を仰ぐというトレーニングの場としての救急でもあります。

当直について

河本初期研修医は月に6回までとなっていますが、皆さんはいかがですか。

新井私は当直表を作っています(笑)。内科は皆が平等になるように、月に2回か3回ですね。

小森先生のプライベート写真

小森先生のプライベート写真

小森小児科は月に5回ぐらいです。ママさんなど事情がある小児科医は回数について個々に相談しています。

会田初期研修医は月に0回から6回までの間で、好きなタイミングで入れます。私は月に3回ぐらいです。

吉田私は4回か5回です。

当直で勉強になっていること

吉田ウォークインの方も救急車の方もいますが、最初に「◯分後にこういう人が来るよ」という電話を上の先生からいただくのですが、少し時間に余裕があるので、こういう疾患なのかなと考えながら調べたりします。そして救急隊の方や患者さんから話を聞き、患者さんの状態を自分で判断して、上の先生に「こういう検査を考えています」と報告します。足りない部分は上の先生が教えてくださるし、私が問診をしたあとで上の先生が追加で質問をされるのを見ると「これも聞けば良かったんだな」と気づかされます。上の先生に質問しても怒られることがなく、とても質問しやすいです。分からないことは質問していますし、意見も言えて積極的に経験させてもらえる場なので、とても勉強になっています。

現在の勤務内容

新井内視鏡検査が週に2回、コンサルト当番が週に1回、外来が週に1回のほかはフリーです。

田宮外来が週に3回、気管支鏡検査が週に1回、コンサルト当番が週に1回です。そのほかに産業医の業務が適宜入り、その間に委員会やラウンドの業務を行っています。

小森外来が週に2回で、あとは病棟です。

高山外来が土曜日なので月に2回と他科外来が週に1回、時間外が週に1回あります。またカテーテル検査が週に3回、ペースメーカーが週に1回です。

  • 小森先生の1日のスケジュール
  • 高山先生の1日のスケジュール

キャリアについて

診療方針

新井できるだけ患者さんの希望に沿いたいなと思っています。

小森患者さんとご家族のことを考えるのは当然なのですが、コメディカルスタッフのことも考えないといけないなと思っています。私が指示やオーダーを出すことは簡単ですが、それを受け取る側は納得しているのかということを常に考えてから指示やオーダーを出すことを心がけています。

高山私も患者さんとご家族の立場に立つということは常に意識しています。それから「報連相」をしっかりすることですね。コメディカルスタッフにもそうですし、患者さんやご家族にも「報連相」をきちんとしようと思っています。

田宮呼吸器内科にはがん末期の患者さんが多くいらっしゃり、どの方にも終末期や死が訪れます。その最後をどのように迎えられるのかを患者さんやご家族と考えていけるようにと心がけながら診療しています。

那須赤十字病院での勤務で実現したキャリア

新井当院は色々な学会の修練施設になっていますので、その段階で取れる専門医を全て取得することができました。また社会人大学院にも行かせていただき、学位も取得しましたし、したいことがしたいようにできる病院だと思います。

田宮先生の家族写真

田宮先生の家族写真

田宮私は産業医の資格を取得したのが当院で実現したキャリアです。内科の先生方で産業医をお持ちの方は多いのですが、女性が多い職場ということもあり、メンタルヘルスに力を入れる時代でもあるので、2度目の産休明けに上司から「産業医どう」と勧められたことがきっかけで、取得することになりました。今はまだ産業医の見習いではありますが、上の先生と相談しながら仕事をさせていただいています。

河本当院は資格取得に関しては経済面も含めて、全面的に支援しており、先生方の希望には100%応えられている形になっていると思います。

新井学会に参加するとなると、ほかの病院では自分が発表しない場合はなかなか行けないことがあると聞いたことがあるのですが、当院は自分が発表者でなくても出張扱いになり、参加費用や交通費が出ます。もちろん限度はありますが、そういうところはとても有り難いです。

河本職員が勉強する機会に対しての敷居が低いですよね。

これまでの勤務で印象に残っていること

新井私は当院で産休、育休を3回取っているのですが、上司に報告するときに、一番迷惑がかかるであろう上司がまず先に「おめでとう」と言ってくれたのがすごいなと思っています。また、私は留学したかった時期もあり、それは達成できなかったのですが、そういうときも「行ってらっしゃい。僕も行きたかったんだよね」と言いながら応援してくださったり、そういうところがとても印象に残っています。

小森基礎疾患があり、何かあればまずいという子どもさんがいたのですが、そのお子さんが退院して、具合が悪くなって当院に戻ってきて挿管となったときに、親御さんが携帯電話でゲームをしていたんです。多分、親御さんからすると、基礎疾患のあるお子さんでも自分の子どもが死に直面していることが予想できなかったんだと思います。そのお子さんは結局、亡くなり、親御さんが泣き崩れていました。私としてはそういうことを伝えていかないといけなかったんだなということが印象に残っています。それから、多くの人はお産では皆が元気に生まれてくるものだと信じていますが、NICUを診ていると決してそうではないこと、急にショッキングな出来事が起きることがあります。そういうときにご家族のこともよく考えていかないといけないと考えさせられることがありました。

高山嬉しいことで言えば、私が診た患者さんが歩いて帰っていかれるところに立ち会えたことですね。その患者さんは私が引き継いで診ることになり、私の外来の日にいらっしゃることになったので、お会いできるのが楽しみです。

田宮東日本大震災の日が衝撃的だったので、印象に残っています。今は新病院に移転していますが、震災のときは次の年に移転するという状況だったので、建物もかなり崩れ、テーブルの上にあったものも全部落ちました。私がいた呼吸器病棟は5階にあったのですが、下の階にいた外科の先生方が階段で戻ってきて、患者さんたちを背負って下まで下ろしてくれました。全部の電気が落ち、計画停電が続いて、自販機や信号も電気がつかない中で皆でダウンを着て医局で固まっていました。それでも小さいながらも力を合わせて皆で診療を続けたことが医師人生の中では大きな思い出になっています。

初期研修医への指導で心がけていること

新井きっと手技がやりたいだろうと思うので、できる限り色々な手技をしてもらっています。

小森周りのコメディカルスタッフの方を大事にするように伝えています。

田宮私も大学病院での初期研修で先輩方から優しくしてもらったのですが、「聞けることは今のうちに聞いておけ」というのが基本でした。教科書を開かずとも質問できる時期が初期研修の時期だと思うので、聞かれたことに関しては自分の後輩にも伝えられるようにということを意識しています。

吉田間違っていることはきちんと正してくださいます。

会田私たちは1人か2人で一つの診療科を回っているので、してみたい手技はほとんどできますし、質問があればすぐに先生に聞けて、先生方と親密になれる環境です。

河本医師の仕事は緻密でないといけないので、しっかりとした技術を身につけるための勉強はマストであり、それは初期研修のときから生涯続くものです。最近は「患者さんに寄り添う」という言葉を医学生や医学部受験生からよく聞きます。しかし私はその「寄り添う」という言葉があまり好きではありません。単に心理的、物理的に患者さんの横にいることが「寄り添う」のかもしれませんが、医師の役割は患者さんが抱えている問題や関心のあることに対して、きちんと説明し、患者さんが納得し、安心できる状況にすることです。例えば目眩で来た患者さんに色々な検査をして動脈瘤が見つかったとします。そうすると患者さんは「動脈瘤が目眩の原因なのかな」と思いがちです。それを医師が「動脈瘤は関係ないから大丈夫ですよ」で済ませてしまうと、患者さんのメインの関心事に応えていないわけです。患者さんの関心事の中心をしっかり見極め、それに対して応えていくことが田宮先生がおっしゃった「安心して死を迎える」ことにも繋がるでしょうし、それが医師の仕事だということを常に考えながら、それを実践できるようにトレーニングを積んでほしいと願っています。

これまでのキャリアを振り返って

内視鏡検査をおこなう新井先生

内視鏡検査をおこなう新井先生

新井専門医を取ることが最初の目標であるのは皆がそうなのでしょうが、実際に専門医を取得すると維持が大変です(笑)。終わりはないなと考えさせられます。

田宮分かります(笑)。

新井私としてはそんなに頑張らなくていいのかなと思ってしまうこともありますが、後輩が頑張っている姿を見ると、こちらも励みになります。色々な人が働いている中で交流しながら働いていくのはいいなと感じています。

小森精神科という選択肢もあり、悩んだこともありますが、小児科医になってみると子どもは純粋にかわいいですし、治療していても癒やされますし、子どもが成長して色々な姿を見たり、NICUであれば大きくなっていく姿をずっと見られるので、いい選択をしたなと思っています。

田宮地域に出ると「女のくせに」と言われることもまだありますが、女性でないと分からない視点もあるのではないかと思っています。もちろん働き方は男性の先生と変わらないですし、部長から「お前が一番男らしい」というお誉めの言葉をいただいたこともあります(笑)。その意味ではキャリアを積もうとすればいくらでもできるという環境の中で「前もこういう症例でこういう反省をしたな」と繰り返しながら、いつの間にかこの年齢になっていたという感じですし、若い先生を教えていると「私もそんなときがあったよね」と自分の成長を実感することもあります。

福利厚生

仕事と育児の両立

新井2007年、2009年、2012年に出産し、産休、育休を取って復帰しました。当院には24時間営業の保育所があります。女性医師のためにあるわけではなく、看護師さんが夜勤のときに使っているものですが、それを使わせていただいて、とても助かりました。

田宮私は2015年、2017年に出産し、私も産休、育休後に復帰しました。新井先生が私たちの先駆者で、開拓してくださったことが多くあります。新井先生が開拓してくださったものを私が手を入れるという感じです(笑)。新井先生がおっしゃったように、院内保育所は医師のためにあったわけではなく、ママさん看護師さんを中心とした方針での運営だったので、そのあたりを少しずつ相談しながら改善していただきました。私は産業医でもあり、ICDの資格もあるので、感染症の面からも知識を還元できるかなと思ってきました。残念なのは6歳を超えると使えないことですね。小学校低学年では一人にすることはできないですし、夫は医療関係者ではないのですが、帰りが遅いので、ほぼワンオペ育児になっています。そこを職場の先生方に理解していただきながら、働かせていただいています。

小森先生のプライベート写真

小森先生のプライベート写真

小森私は2020年に出産しました。院内保育所は今は使っていないのですが、以前は使っていました。

河本当院の24時間の保育所は実は歴史がとても古く、病院が24時間の保育所を作ったのは当院が初めてなのではないかと聞いたことがあります。非常に由緒正しい保育所なのですが、医師が使える状況になったのは新井先生の功績だったことは初めて知りました(笑)。

新井いえいえ(笑)。

河本最初からそういう使い方をすべきだったと思いますし、まだ改善しないといけないこと、皆が気づいていないことがあるはずですので、これからも改善に努めていきます。

育児短時間勤務制度

田宮私は取得しようと思ったのですが、忙しすぎて取れませんでした(笑)。職場の先生方には何とか目を瞑っていただきながら勤務していました。

新井私も取っていないです。

小森私も取っていないのですが、小児科には取っていた先生もいます。

病児保育所

新井当院にはないのですが、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などでない限り、診断を受け、薬を飲んでいる病後児はある程度は院内保育所に預けることができます。

田宮そのあたりは小児科の先生方と相談して、小児科の病棟に患者として入院させていただくこともあります。子どもが入院していても、親は子どもの近くで働けます(笑)。

女性医師の会

新井コロナ禍になる前はあり、お声をかけていただいたこともあったのですが、コロナ禍になってからはないですね。

福利厚生

河本互助会はとても活動的にやってくれています。コロナ禍では職員旅行がなかったのですが、2024年から再開すると聞いています。私が着任したときはコロナ禍でしたので、忘年会もなかったのですが、かなり豪勢に開催するらしいので、楽しみにしています(笑)。

女性医師の働きやすさ

河本子育てしながら働くのはもちろん大変でしょうが、「女性医師だから」というのはあまりありません。ただ、院内がオンオフをはっきりさせた雰囲気なんです。以前の医師の働き方はすることがなくても何となく医局にいて、呼ばれたら病棟に行ってというのを繰り返して9時、10時になってしまったというのが主流でしたが(笑)、私が着任してきたときから当院は勤務時間内はしっかり働いて、終了時間には医局から離れるということが定着している印象を受けました。その雰囲気だと子育てしながらでも働きやすいですし、働き方改革の良い面を実践できているのではないでしょうか。

プライベートについて

ワーク・ライフ・バランス

新井副院長先生がおっしゃったように、勤務時間内はきっちり忙しく働いていますが、内科はそのあとは当直制で、当直の医師が診ることになっています。そのためオンコールがない限りは帰宅後は仕事のことは忘れ、家事をしたりというバランスが取りやすいです。子供の習い事の送迎のために、ファミリーサポートを活用したりしています。

小森小児科は「しっかり休もうね」という雰囲気になっています。例えば日曜日に当直すれば、別の日に休みを取ろうという感じで、それをなるべく上級医から声をかけるようにしています。

高山私は専攻医研修が始まったばかりなので、めりはりやバランスというよりはワークに傾いています(笑)。集中治療室に患者さんが何人も入ってしまうと、やはり循環器コールになりがちなので、頑張っています。

田宮呼吸器内科はコロナ禍では24時間365日、全員総出で朝から晩までへとへとになっている状況でした。家に帰れば子どもたちから「今日はママお仕事なの」と聞かれ、「行ってくるね」と言うとすごく落ち込む姿を見て、かわいそうに思う経験をしてきました。でもその制限もかなり緩和されたので、休みの日は子どもたちとしっかり向き合って、子どもたちのしたいことをしたり、出かけたりということを復活させていこうと考えています。

今後のビジョン

新井私は子どもたちに手がかからなくなってきたし、遊んでもらえなくもなったので(笑)、遊んでもらえないのならもう少し仕事を頑張ろうかなと模索しているところです。

小森今まで通り、一生懸命働きたいと思っています。

高山循環器内科には色々な分野がありますが、今はどの分野も楽しいので、どこに進むのかは決まっていませんが、全てを学んだうえで循環器内科を総合的に診られるようになっていきたいです。

田宮先生の家族写真

田宮先生の家族写真

田宮私は在宅医療をしてみたいという希望があったのですが、この地域柄だと家に帰ることが難しい状況もあるので、患者さんをどのようにして幸せな最後を迎えられるのかを考えていくことが今後の課題です。人生の先輩方の最後に私たちが関わるわけですが、色々なキャラクターの患者さんやご家族がいらっしゃるので、そこを柔軟に対応できるような経験を積んでいきたいと思っています。

会田私は脳神経外科志望です。初期研修中に無事に出産し、できれば育児休暇を取らずに専攻医研修を行って、専門医を取ることが目標です。

吉田私は小児科志望で、初期研修終了後に母校の医局に入る予定です。当院は母校の関連病院なので、高山先生のように専攻医として当院に戻ってきたいなと思っています。

趣味やプライベート

新井できるだけ子どもに時間を割きたいと思っています(笑)。

小森那須は楽しいところが多くあるので、仲間や家族と楽しみたいと思っています。

高山2年前も那須にいたのですが、お店も変わっているので、また飲食店などを開拓したいです。

田宮コロナ禍では子どもたちと向き合える時間が少なかったので、今はその時間を作りたいですね。実はお裁縫が好きで、コロナ禍で休んだりしないといけない状況だったときは娘にワンピースを作ったりしていました。その頃は喜んでもらえたのですが、小学校に行くようになると「ママの手作りは嫌だ」と言われるようになりました(笑)。それは悲しいので、小物を作って気を引こうかなと思っています。

座右の銘

小森小児科医をしていると、色々なところで亡くなったり、病気になる子どもがいると分かります。そういう子どもを見ていると健康に生きているだけで有り難いです。明石家さんまさんも「生きているだけで丸儲け」と言っていますし、私も同感です。折角、今は健康に生きているので、くよくよしないで楽しく生きようと思っています。

会田私は女性だからと言って仕事やキャリアを諦めたくはないので、出産もしたいし、家族や仕事も大事にしたいので、やりたいことは計画を立てたうえで、きちんとやっていきたいです。

吉田小児科志望だと決めているので、初期研修では将来に関係ないと思われることもありますが、何かしら繋がるはずなので、今のチャンスを大事にしたいです。今は外科を回っていて、勉強していれば手術の執刀もさせていただけるので、今できることを全力でやればあとから「やれば良かった」と後悔することもないのだと考えています。

高山まだ慣れないこともあり、大変なことも多いのですが、「何事も前向きに」と思っています。また、皆さんに支えられながら診療を何とかしている状況なので、「周りの人を大切に」という気持ちも持っています。

田宮先輩から聞いた「後悔するな、反省しろ」という言葉を大事にしています。何事にも後悔はせず、反省できる状況を常に作っていきたいです。

新井私はやりたい仕事はやろうと思っています。迷っていると相談されたときも「やりたい仕事をやることを優先したら」「やりたい仕事をできる方法を考えて、まずやってみたら」と言っています。例えば子どものために自分が犠牲になるのだったら、子どももきっと犠牲になったお母さんを見て、もしかしたら辛い思いをするかもしれません。だからこそ、自分のやりたいことをやった方がいいという気持ちで生きています。

  • 田宮先生の1日のスケジュール
  • 新井先生の1日のスケジュール

メッセージ動画

病院アピール

概要

  • 病院外観
  • 名称那須赤十字病院
    所在地〒324-0062 栃木県大田原市中田原1081-4
    電話番号0287-23-1122(代表)
    開設年月昭和24年7月1日
    院長井上 晃男(出身大学: 信州大学)
    休診日土曜(第2・第4・第5土曜日)、日曜日、祝日
    年末年始(12月29日~1月3日)、創立記念日(7月1日)
    病床数454床 [一般] / 6床[感染]
    入院患者数357.4件 / 日

診療体制

診療科目・部門

内科、呼吸器・アレルギー内科、リウマチ科、消化器内科、循環器内科、腎臓内科、脳神経内科、血液内科、糖尿病・内分泌内科、外科、呼吸器外科、消化器外科、心臓血管外科、整形外科、脳神経外科、形成外科、小児科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線診断科、放射線治療科、病理診断科、救急科、歯科口腔外科、麻酔科

学会施設認定

    • 日本内科学会認定医制度教育関連病院
    • 日本外科学会専門医制度修練施設
    • 日本整形外科学会専門医制度研修施設
    • 日本産科婦人科学会専門医制度専攻医指導施設
    • 日本眼科学会専門医制度研修施設
    • 日本泌尿器科学会専門医教育施設
    • 日本脳神経外科学会専門医制度研修連携施設
    • 日本医学放射線学会専門医制度修練機関
    • 日本麻酔科学会麻酔科認定病院
    • 日本病理学会病理専門医制度研修登録施設
    • 日本形成外科学会認定施設
    • 日本消化器病学会専門医制度認定施設
    • 日本循環器学会研修関連施設
    • 日本循環器専門医研修施設
    • 日本呼吸器学会認定施設
    • 日本肝臓学会専門医制度認定施設
    • 日本アレルギー学会教育施設
    • 日本感染症学会研修施設
    • 日本リウマチ学会教育施設
    • 日本消化器内視鏡学会専門医制度指導施設
    • 日本呼吸器内視鏡学会専門医制度関連認定施設
    • 日本乳癌学会認定医・専門医制度認定施設
    • 日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修棟施設
    • 日本集中治療医学会専門医研修施設
    • 日本超音波医学会認定超音波専門医研修施設
    • 日本IVR学会専門医制度修練施設
    • 日本口腔外科学会専門医制度認定研修施設
    • 日本女性医学学会専門医制度認定研修施設
    • 日本食道学会食道癌全国登録認定施設
    • 日本血液学会専門研修教育施設
    • 日本環境感染学会認定教育施設
    • 日本周産期・新生児医学会暫定認定施設
    • 日本臨床細胞学会教育研修施設
    • 日本臨床細胞学会施設認定
    • 日本臨床代謝学会NST稼働施設
    • 日本脊椎脊髄学会椎間板酵素注入療法実施可能施設
    • 日本がん治療認定医機構認定研修施設
    • 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会エキスパンダー実施施設
    • 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会インプラント実施施設
    • 日本脳卒中学会一次脳卒中センター
    • 日本腹部救急医学会腹部救急認定医・教育医制度認定施設
    • 日本小児科学会地域小児科センター

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