インタビューが繋ぐ全国で活躍する女性医師


横浜市立みなと赤十字病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科 副部長/指導医 / 指導医 牧山祐希先生 /横浜市立みなと赤十字病院 / 初期研修医2年目 板木春衣先生 / 大橋美華子先生 / 佐藤陽香先生 /  鈴木樹里先生 /

牧山祐希(ゆうき)先生 略歴

北海道札幌市出身
2003年
旭川医科大学卒業
2003年
旭川赤十字病院にて研修
2005年
北海道社会保険病院に勤務
2006年
北見赤十字病院に勤務
2007年
釧路労災病院に勤務
2008年
旭川医科大学病院に勤務
2009年
北見赤十字病院に勤務
2010年
旭川厚生病院に勤務
2011年
旭川医科大学病院に勤務
2012年
横浜市立みなと赤十字病院に勤務

牧山先生の専門分野

鼻副鼻腔疾患、アレルギー性鼻炎、甲状腺腫瘍など。
日本耳鼻咽喉科学会専門医

小村理恵先生 略歴

神奈川県横浜市出身
2009年
東京医科歯科大学卒業
2009年
東京共済病院にて研修
2010年
東京医科歯科大学医学部附属病院にて研修、麻酔科に入局
2012年
横浜市立みなと赤十字病院に勤務

小村先生の専門分野

麻酔科一般
日本麻酔科学会麻酔科専門医
日本周術期経食道心エコー認定(JB-POT)

牧山先生に聞く横浜市立みなと赤十字の現在

救急車が年間約12,000台!
病院全体がアクティブに動いています!
病院の特徴は?
200人を超える医師が在籍する規模の病院です。その中でも、救急に力を入れています。救急以外のほかの診療科が充実しているので、救急で患者さんを引き受けることができていますし、病院全体がアクティブに動いています。救急の現場では初期研修医がファーストタッチを行っています。
初期研修での人気の秘密は?
やはり救急でしょうか。救急車が年間約12,000台も来ます。
このほか、年間10,000件以上のウォークインの患者さんも来て、初期研修医がファーストタッチを行っています。

現在までの指導医の先生方

山祐希(ゆうき) 先生

横浜市立みなと赤十字病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科 副部長/指導医
結婚がきっかけに。
大変でしたが、勉強になりました
先生ご自身はどうしてこちらの病院を選ばれたのですか?
私は結婚がきっかけです。夫も医師なのですが、「横浜に行こう」と言うので、「あ、そうかい」と言って(笑)。それで一緒に横浜に来たものの、半年ぐらいはのんびりしていました。それから、そろそろ働くかなと思って、自宅の近くで探していたら、たまたま当院で耳鼻咽喉科の募集があったんです。

当院に来てすぐはやはり大変でした。今の耳鼻咽喉科は医師が足りていますが、当時は足りず、だから募集もあったんですね。そのうち救急の先生方も頼ってくださるようになったり、大変でしたが、勉強になりました。
先生が専門を選ばれた理由は?
耳鼻咽喉科を選んだのは手術がいいなと思っていたからです。ばりばりの外科系は女性には難しいかなという気持ちもあり、少しマイナー系の耳鼻咽喉科にしました。患者さんは男性も女性もいて、大人も子どももいますし、上気道に関することは救急っぽさもありますし、興味がありました。
女性は多いですか?
耳鼻咽喉科も全国的に見れば、女性が多いです。病院によっては救急を多くしないといけないところもありますし、救急はそこまでせずに、専門に特化しているところもあります。専門的な病院で、耳マニアのように働くのもいいと思います(笑)。開業するという道もありますし、細分化すると選択肢は豊富です。
初期研修医の指導にあたって、心がけていることは?
救急ではほとんど研修医がしてくれているんです(笑)。私は専門医になってから長いので、幅広く診ているのは彼女たちの方ですね。研修医が「この画像、どう思う」とか、「この検査だったら、呼んだ方がいいかな」と相談し合っていますね。私も一人でせずに、研修医の先生たちに呼んでもらったら、一緒にやっています。私も若い頃は救急が好きだったんです。

村理恵 先生

横浜市立みなと赤十字病院麻酔科 医長
女性にとって働きやすい診療科なので、皆にお勧めしているところです
先生ご自身はどうしてこちらの病院を選ばれたのですか?
私は卒後3年目に東京医科歯科大学の医局に入り、4年目になるときの人事異動で当院に来ました。実家も近かったのでいいかなと思い、「じゃ行きます」とお返事しました。その後、子育ての関係もあって、実家に近いことを考慮していただいて当院にいますが、今後はまだ分からないです。
先生が専門を選ばれた理由は?
初期研修の最初に回ったのが麻酔科だったんです。そこで手技をするのが楽しく、休みが明確に決まっているというのもすごく好きでした。当番の日はもちろんですが、この日は絶対に休みというのが決まっているのは私に合っていると思ったんです。麻酔科はそういうことが好きな人が集まっているように思いますが、それを見て、365日オンコールという先生なら怒るかもしれないですね。でも、女性にとって働きやすい診療科なので、皆にお勧めしているところです(笑)。
女性は多いですか?
当院の麻酔科は7人の常勤医師がいて、そのうち3人が女性です。ほかに非常勤の先生が1日に2人か3人いらっしゃっています。
初期研修医の指導にあたって、心がけていることは?
麻酔科を回る研修医の皆さんと接点を持って、指導医という立場に入らせていただいています。皆さん、すごくやる気があるので、あとは手技が上達するかというところですね。なるべく経験させてあげて、うまくなったら、一緒に喜んでいます。褒めて伸ばすみたいな感じです(笑)。
麻酔科に回ってくる研修医の印象は?
モチベーションがすごく高いし、器用なので、困っていることが全くありません。当院は研修の倍率が高いそうですが、それをくぐってきた研修医さんたちなのだなあと思いながら、楽しく指導させていただいています。

初期研修医&牧山先生&小村先生 座談会

横浜市立みなと赤十字病院を選んだ理由は?

横浜市立みなと赤十字病院を選んだ理由は?

@大橋 美華子 Mikako Ohashi
私はここの近くの高校に通っていたので、土地に馴染みがあったのと救急ですね。見学に来たときの印象も良かったです。
@板木 春衣 Harui Itaki
私も地元が横浜で、ここの近くの高校出身です。初期研修2年間で救急をきちんとしたかったのと、そのときは行く診療科が決まっていなかったので、全科をしっかり回れるところが良くて、当院を選びました。
@鈴木 樹里 Juri Suzuki
私は実家から離れて、横浜に住んでみたかったんです(笑)。その頃から内科を考えていたので、内科の診療科が揃っている当院が良かったです。
@佐藤陽香 Haruka Sato
私は大学は浜松ですが、実家が東京なので、関東に戻りたかったのがまずあります。将来は医局に入ることを想定して、大学病院なども見学に行ったのですが、東京医科歯科大学の医局に入る可能性も考えました。当院は消化器内科と産婦人科が医科歯科なので、それも考えて、当院にしました。外様なので、色々と心配だったんです(笑)。

見学に来たのはいつですか?

見学に来たのはいつ?

@大橋 美華子 Mikako Ohashi
私は6年生のときの5月1日です。当院は年に1回しか、見学に来られないんです。
@板木 春衣 Harui Itaki
私は5年生の夏休みです。
@鈴木 樹里 Juri Suzuki
早い!私は6年生の6月です。見学会に来ました。

見学での印象はどうでしたか?

@大橋 美華子 Mikako Ohashi
大学の2つ上の先輩が当院で研修していたんです。その先輩が救急を回っているときに見学に来ました。もともと元気な方で、キャラクターは変わっていなかったのですが、色々な仕事をしっかりとされているのを見て、こんなふうになれるんだと思いました。
@鈴木 樹里 Juri Suzuki
私は周りの環境に影響を受けやすいので、周りも同じようにやる気があって、救急や研修を頑張ろうと思っている人がいる病院が良かったんです。見学でそんな雰囲気を感じられたので、当院を選んだというのもあります。

横浜市立みなと赤十字病院での初期研修について教えてください。

初期研修のプログラムについてはいかがですか。

@板木 春衣 Harui Itaki
自由度は高いと思います。大学病院のようなところは年度が始まるときに全部、決まっていて、途中で変えられないと聞いたことがありますが、当院は市中病院なので、各部長に電話一本で調整していただくことができます。割とフレキシブルに対応していただいています。
@大橋 美華子 Mikako Ohashi
産婦人科、精神科、小児科を全部回る病院なんです。これらの科が必修な病院はあまりないので、そこをメリットととるか、デメリットととるかですね。私はまだ回っていないですが、メリットだと思っています。
@佐藤陽香 Haruka Sato
2年目になると選択期間が8カ月あるので、自由度は高いですね。自分で色々と変えることもできます。私も科を決めるにあたって、ここに早く行きたいとか、ここをもう少し長く回りたいなど、時間を経るにつれて考え方も変わってくるので、それに合わせて変えていただきました。
@大橋 美華子 Mikako Ohashi
私も去年、進路の悩みがあったので、変えました。気になる科を回ることにしたんですが、変えてみて良かったですね。

病院に改善してほしいことはないですか。

@大橋 美華子 Mikako Ohashi
病棟などで電波が悪いんですよね。
@鈴木 樹里 Juri Suzuki
Wi-Fiですね。
@大橋 美華子 Mikako Ohashi
それを直してほしいです。
@佐藤陽香 Haruka Sato
携帯も繋がらないことがあるよね。
@板木 春衣 Harui Itaki
調べ物のときに困ります。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
場所を選びますよね。細かいところが結構、繋がらないんです。

救急について教えてください。

横浜市立みなと赤十字病院の救急はいかがですか。

@大橋 美華子 Mikako Ohashi
ほかの病院を知らないので分からないのですが、当院の件数が多いのは間違いないと思います。
@鈴木 樹里 Juri Suzuki
ファーストタッチして、オーダー出して、アセスメントするところまで、上の先生がある程度、研修医に任せてくださいます。結構忙して、回転も早くしないといけないのですが、自分で考えてすることはできるのかなと思います。
@佐藤陽香 Haruka Sato
勉強になったとは思いますが、2カ月半だったので意外に短いんです。

当直回数はどのぐらいですか。

@鈴木 樹里 Juri Suzuki
月に5回ぐらいです。日中だと上の先生がいますが、夜はウォークインの患者さんだったら、自分で呼ばない限りは上の先生の目はありません。責任が重いですが、最後には上の先生の目も入るので、安全な野に放たれつつ、最後の目が行き届くようになっているのは良い点です。とても勉強になります。
@板木 春衣 Harui Itaki
歩いてくる人でも脳梗塞や急性心筋梗塞の人がいるので、先入観を持って診療せずに、症候から病態を考えることや豊富な疾患の中から緊急性のある疾患を見極めることが大事だと思っています。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
私は子どもが生まれてからは科から救急外来を免除してもらっているので、外科系の日直が当たるときの救急ぐらいで、前線はあまりありません。研修医の先生に呼ばれたら行きますが、日によりますね(笑)。

先生は北見赤十字病院などにもいらしたんですよね。

@牧山 祐希 Yuki Makiyama
医師が少ない病院はかなり忙しかったです。当院は当直医が多くて、相談できるのがいいですね。北海道での勤務医時代は救急車もウォークインも3人ぐらいで診ていたこともあります。自家用車で来て、ご家族が「具合がすごく悪そうなんです」と、患者さんを車から降ろしたら、心停止で、「あ、止まってる!」ということもありました。すぐに心カテ室に運ばれて救命されていましたよ。

すごいですね。

@牧山 祐希 Yuki Makiyama
救急は色々なドラマがありますね。そういうのを見ると、ウォークインだからって、侮れないと思います。
@鈴木 樹里 Juri Suzuki
最近は1年目の初期研修医と救急外来で一緒に働くこともあります。自分がこういうふうに教えてもらいたかったなとか、去年はこういうことで困ったから、一緒に考えて教えられたらいいなと思っています。でも一緒に学ぼうという姿勢を持つようにしています。
@板木 春衣 Harui Itaki
今の時期は始まって2カ月ぐらいしか経っていないので、もう少し時間が経てばと思いますね。患者さんが大勢いらっしゃると、1年目の人にお任せしないといけない部分が増えますが、どこかで一度、「大丈夫?」と目を通して、聞きに行くようにしています(笑)。

自分のこともしつつ、「大丈夫?」と言いに行くのもしつつだなんて、偉いですね。

@大橋 美華子 Mikako Ohashi
大丈夫じゃないよね(笑)。
@板木 春衣 Harui Itaki
ときどきありますね(笑)。大丈夫じゃないときはどうするかな。
@鈴木 樹里 Juri Suzuki
「ここ、こうしようか」とか、「これ、やっとくね」とかかな。

成長を実感しますか。

@佐藤陽香 Haruka Sato
だといいですね(笑)。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
去年の自分は別人でしょ。当直していても、2年目の先生たちは全部できています。お任せですし、こちらが聞くこともあります。1年目の今の時期なら、全部やってあげないと難しいでしょう。1年で大きく変わります。2年目の先生たちがいないと、回りませんよ。
@小村理恵 Rie Komura
麻酔科は1年目の先生たちは必修なんです。2年目になって選択で回ってくれる先生がいると、随分と成長していて、頼もしく、有り難い存在です。「取ってください」みたいな(笑)。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
耳鼻咽喉科の手術だと、麻酔科医は2年目の先生だけいたりしますが、頼もしいので、お任せしています。
@小村理恵 Rie Komura
1年目でも4月と3月では顔が全く違っていますね。自信があるというか。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
最初は何を聞いたらいいのかも分からないところから、「このときは何をすればいいですか」みたいに、分からないところが分かっているというふうに成長していますよね。「先生、ちゃんとカルテを書いてください」と言われたこともあります(笑)。今、麻酔科にいる先生が2年目のときのことですが、「先生、書いておきました」って。
@小村理恵 Rie Komura
失礼しました(笑)。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
救急にいらした患者さんを研修医が診たときやその科を回っている研修医が当直したときのレポートを、指導医という立場で承認するのですが、研修医がしっかり書いてくれるから、200件を承認したり、承認するだけで30分かかったりすることがあります。
@小村理恵 Rie Komura
研修医が夜、しっかり働いているんだなと実感しますね。「お疲れ様。眠いよね」と思いながら、承認しています(笑)。

研修医室について教えてください。

同期は何人ですか。

@鈴木 樹里 Juri Suzuki
13人です。女子が5人で、男子が8人です。

皆さん、仲良くしていますか。

@板木 春衣 Harui Itaki
仲はいいですね。

研修医だけの部屋はありますか。

@大橋 美華子 Mikako Ohashi
あります。1、2年目が一緒の部屋なのですが、一部、3年目から5年目の先生方もいらっしゃいます。

良い雰囲気なんですね。

@大橋 美華子 Mikako Ohashi
日々の業務に関係ない話も色々としています。
@板木 春衣 Harui Itaki
色々とね(笑)。
@大橋 美華子 Mikako Ohashi
かなりうるさいと思います(笑)。

働き方改革について教えてください。

働き方改革で取り組んでいることは?

@小村理恵 Rie Komura
麻酔科に関して言えば、残っている症例があったら、誰がこれを引き継ぐというのは明確になってきました。次の日のこともあるので、個人的な勉強などがなければ、早く帰れるようにはなっています。でも実際には症例も残っているので、なかなか帰れないですね。当番でなければ、帰るようにはなりました。

先生方は何時頃に退勤されるのですか。

@小村理恵 Rie Komura
私は遅いときで18時半です。保育園に19時までに迎えに行きたいですね。今後は小1の壁があるんだろうなと思いますが、まだ保育園なので18時半には帰るようにしています。科の中では私が一番早く、ほかの先生方はもう少し働いています。ただ、最近はだらだらしないようにしようという意識になってきました。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
もう少し早く帰りたいという気持ちはあります(笑)。でもやはり終わらないことがあるんですよね。早く終われる日は皆で16時に病棟ラウンドしよう、17時に出よう、今日は早く回るぞということもあります。それが毎日だといいんですけどね(笑)。手術日は週に3回ありますが、手術より外来の方が辛いですね。これは好き嫌いなのかもしれませんが、外来が終わらない、カルテを書き切れないといったことに追われています。
@小村理恵 Rie Komura
忙しいですよね。日々、追われています。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
今月も終わりかという感じで過ぎていきますね。看護師さんや看護スタッフが増えたらいいなと思います。
@大橋 美華子 Mikako Ohashi
私たちの忙しさは回る科によりますね。外科系は忙しいかなと思いますが、私は回った科が全部、楽しかったです。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
いいことだね。そういう先生は何をしても大丈夫だよ。
@大橋 美華子 Mikako Ohashi
ずっと研修医がいいです(笑)。
@小村理恵 Rie Komura
ずっと研修医(笑)。
@大橋 美華子 Mikako Ohashi
ずっと研修医がいいのですが、今は進路のことしか頭にないです(笑)。

寮について教えてください。

皆さん、お住まいは寮ですか。

@板木 春衣 Harui Itaki
皆、寮に住んでいます。

寮住まいが必須なのですか。

@板木 春衣 Harui Itaki
必須ではないのですが、世帯を持っていない限りは寮に住んでいますね。
@大橋 美華子 Mikako Ohashi
道路を挟んで向かい側なので、通勤が楽です。住み心地もいいですよ。

プライベートは充実していますか?

休みの日は何をされていますか?

@鈴木 樹里 Juri Suzuki
横浜は観光名所が多いので、観光名所に皆で行ってみたりするのかなと思いきや、そうでもない(笑)。個々で遊んでいたり、行くとしても関内(神奈川県横浜市中区)とか、横浜駅あたりとか。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
近い(笑)。
@鈴木 樹里 Juri Suzuki
近場で。赤レンガ倉庫とか、混んでいるところにはあまり行かないです。

夏休みのご予定は?

@大橋 美華子 Mikako Ohashi
これからですね。まだ何も決めていないです。
@板木 春衣 Harui Itaki
私もこれからです。まだ、どこで休むかも決めていないです(笑)。
@鈴木 樹里 Juri Suzuki
私も未定です。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
私もまだです。耳鼻咽喉科は部長が皆に土曜日、日曜日を挟んで、皆で取ろうと言っているので、今は1週間以上の休みがあります。ただ早い者勝ち感はあります(笑)。
@小村理恵 Rie Komura
麻酔科は常勤が7人います。麻酔科の人たちって休みが大好きなので、その先の予定までしっかり決めています。皆が被らないように土曜日、日曜日も使って、9連休にします。残りの土日にオンコールで集まって、皆でヒイヒイ言っています(笑)。

先生はどちらに行かれるのですか。

@小村理恵 Rie Komura
私はオランダです。友達がいるんです。来年、子どもが小学生になるので、その前に行こうかなと。先に決めてしまって、すみません(笑)。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
いえいえいえ(笑)。
@小村理恵 Rie Komura
それまでお仕事を頑張ります。

仕事と子育ての両立について教えてください。

指導医の先生方は横浜市立みなと赤十字病院にいらしてから出産をされたのですね。

@小村理恵 Rie Komura
6歳児がいます。私は専門医を早く取りたかったので、早く復帰したくて、育児休暇は半月しか取っていません(笑)。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
半月で復帰ですか。
@小村理恵 Rie Komura
もっとのんびりすれば良かったと、とても後悔しています(笑)。当院に併設している保育園があるのですが、そこはものすごく頑張っている保育園で、産後休暇を終わるぐらいから預けられるんです。それに乗っかろうと思ったら、育児休暇も半月で終わりました。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
うちは4歳児がいて、併設ではない保育園に行っています。私は休もうと思っていたので、まるまる1年休みました(笑)。産前、産後、育休合わせて1年ですね。

保育園はすぐに見つかりましたか。

@牧山 祐希 Yuki Makiyama
横浜は保育園探しが難しいようですが、常勤で復帰すれば大丈夫でした。

先生は出産前に専門医を取っていらしたのですね。

@牧山 祐希 Yuki Makiyama
そうです。当院に来たのも、専門医を取ったあとでした。皆さんも「やってみなきゃ」ですよ(笑)。
@小村理恵 Rie Komura
オンコールはどうされているんですか。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
オンコールは月に1回ぐらいなので、ほとんどないんです。あるとしても、土曜日、日曜日です。
@小村理恵 Rie Komura
そういうときに預け先に悩みますね。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
夫がいるところになってしまいますね。私は両親が北海道にいますし、ベビーシッターもまだ頼んだことがないんです。息子も物心がついてきて、「知らない人は嫌」とか言い出すし(笑)。何とか何とか切り抜けて生きています。
@小村理恵 Rie Komura
私は夜中のオンコールは実家に預けて、置いていく感じです。今まではそれで良かったんですが、だんだん体力がなくなってきました(笑)。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
次の日に堪えますよね。
@小村理恵 Rie Komura
堪えますね。でも皆が頑張っていると思って、頑張っています。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
身体がきついことがありますよね。
@小村理恵 Rie Komura
痺れる。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
そうそう、そんな感じ。痺れる。
@小村理恵 Rie Komura
甘えといえば甘えですけど、私の場合は両親が近くにいますし、保育園にとてもお世話になっているので、特に何も困らずに生きてきました。来年は子どもが小学生になるんです。小1の壁というのを聞きますが、そういう人こそ、壁が来たら焦りますね(笑)。ただ、学童保育もあるし、多分、大丈夫だと思って、楽観視しています。駄目かもしれないけど、やってみます。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
うちはまだ年少なので、先は長い気がする(笑)。あまり想像がつかないです。

今後のキャリアプランについて教えてください。

今後はどちらの科に進まれる予定ですか。

@大橋 美華子 Mikako Ohashi
私は悩んでいます(笑)。去年は先のことだから考えたくなかったし、考えてもいなかったのですが、今は本当に決めないといけないので、悩みの種です。自分が何を好きなのか、考えています。
@鈴木 樹里 Juri Suzuki
私は腎臓内科を考えています。興味のある分野の中で、一番続けられそうだからです。
@板木 春衣 Harui Itaki
私も腎臓内科です。私はもともと内科寄りではあったのですが、腎臓は手技や内科的な部分、急性期と慢性期のバランスなど、私にとっての魅力がありました。できそうなことや働き方も選びやすいそうなのも良かったです。

板木先生と鈴木先生はこちらで専攻医研修をされるのですか。

@板木 春衣 Harui Itaki
一応、どちらかの大学の医局に入るつもりです。私は科を決めるのは同期の中でも早かった方ですが、入局に関してはまだ決めていないんです。2年目に入ってから、そういうことを考える時間が増えました。
@鈴木 樹里 Juri Suzuki
私も医局に入ろうかなと思っています。

佐藤先生はいかがですか。

@佐藤陽香 Haruka Sato
私は産婦人科と消化器内科でまだ迷っています。本当は夏になる前には決めないといけないのですが、ずるずる伸ばしています。

どんなところで迷っているんですか。

@佐藤陽香 Haruka Sato
両方とも忙しい科ですが、忙しさも考えますし、どちらにより興味があるのか、一生するのはどちらかを考えると、なかなか決断できません。

大橋先生はどの科で悩んでいますか。

@大橋 美華子 Mikako Ohashi
私は形成外科と最近は脳神経外科との間で悩んでいます。脳神経外科については続けられるのかという心配もありますが、手術には興味があります。そろそろ結論を出さないといけないので、この近辺の病院を見学に行っています。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
好きな方を選ぶのがいいんじゃないですか(笑)。
@大橋 美華子 Mikako Ohashi
はい。
@小村理恵 Rie Komura
嫌いなことは続かないです。
@大橋 美華子 Mikako Ohashi
夜中に呼び出されたりとか。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
大きな声では言えないけど、20代は楽でも、30代になると辛いです(笑)。
@小村理恵 Rie Komura
でも救急をしっかりすると勉強になります。
@牧山 祐希 Yuki Makiyama
後輩の医師が入ってくれば、負担が軽くなりますよ。
@大橋 美華子 Mikako Ohashi
私も結婚して、子どもを産んでもずっと働いていきたいです。そういう人生を送れたらと思っています。
@佐藤陽香 Haruka Sato
私も仕事はずっと続けていきたいです。仕事が忙しいとプライベートが疎かになりがちだと思いますが、両方とも大切にしていきたいです。
@板木 春衣 Harui Itaki
結婚したい、出産したいという一方で、頑張って医師になったのだから、細々とでもいいから続けたいです。どんな形でも頑張っていけたらと思っています。
@鈴木 樹里 Juri Suzuki
私も皆さんと同じで、家庭を持ちたいという希望があるので、仕事も辞めずに続けられたらなと思います。

指導医の先生方からメッセージ

牧山
皆さん、頑張っているので、そのまま頑張っていればいいですよ。何とかなります。好きなことをしてください。
小村
もう皆さん、立派な研修医さんたちです。悩んでいる先生もいると思いますが、好きなことを見つけてもらえたらと思います。先生たちはどこに行っても、生き生きと働いてくれそうです。あとは一番のこれというのを決めて、頑張ってほしいです。皆さん、すごいキャパシティですしね。
牧山
当院の研修医の先生は本当に優秀ですよね。
小村
すごいですよね。私は研修医のときにこんな感じではなかったです。すごいと思わされることが多いので、大丈夫ですよ。

病院アピール

人道・博愛の赤十字精神のもと、
患者中心の良質な医療を提供して、
地域の健康増進に貢献する

概要

名称 横浜市立みなと赤十字病院
院長 伊藤 宏
所在地 〒231-8682 神奈川県横浜市中区新山下3丁目12番1号
病床数 634床(一般584床、精神50床)

診療体制

診療科目

内科(総合内科、感染症科)、内分泌内科(糖尿病内分泌内科)、血液内科、腎臓内科、 リウマチ科(膠原病リウマチ内科)、緩和ケア内科、呼吸器内科、消化器内科(肝・胆・膵内科)、 循環器内科(心臓内科、不整脈診療科、心血管診療科)、神経内科、 アレルギー内科(総合アレルギー内科、喘息アレルギー内科)、精神科、小児科、 外科(外科、救急外科、食道・胃外科、大腸外科、肝・胆・膵外科)、乳腺外科、 整形外科(整形外科、整形・脊椎外科、整形・関節外科、手外科・上肢外傷整形外科)、脳神経外科、 形成外科、呼吸器外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科(産婦人科、婦人腫瘍外科)、 眼科、耳鼻いんこう科(耳鼻咽喉科・頭頸部外科、めまい平衡神経科)、リハビリテーション科、 放射線診断科(放射線科核医学部・放射線科診断部)、放射線治療科、麻酔科、歯科口腔外科、救急科、病理診断科

特殊診療部門

保険医療機関
労災保険指定医療機関
指定自立支援医療機関(更生医療・育成医療・精神通院医療)
身体障害者福祉法医の配置されている医療機関
精神保健及び精神障害者福祉に関する法律に基づく指定病院・応急入院指定病院
精神保健指定医の配置されている医療機関
生活保護法指定医療機関
結核指定医療機関
指定養育医療機関
原子爆弾被爆者医療指定医療機関
原子爆弾被爆者一般疾病医療取扱医療機関
公害医療機関
母体保護法指定医の配置されている医療機関
地域医療支援病院
災害拠点病院
小児救急医療拠点病院
救命救急センター
臨床研修病院(基幹型・協力型)
がん診療連携拠点病院
エイズ治療拠点病院
特定疾患治療研究事業委託医療機関
DPC対象病院
小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関
地域周産期母子医療センター
救急告示病院
横浜市二次救急拠点病院
難病指定医療機関
日本医療機能評価機構/病院機能評価認定施設
神奈川DMAT指定病院
神奈川DMAT‐L指定病院
かながわDPAT登録医療機関
横浜救急医療チーム(YMAT)緊急医療協力病院
特定行為研修指定研修機関


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