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オンライン説明会 給与・福利厚生・QOL 2022年
医師の人数が多く、土日休み、当直も専攻医が1人で行うことはないので、QOLと勉強を両立しやすいと感じた。福利厚生も公立系の病院ということもあり手厚いと感じた。
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  3. [専門研修プログラム] ふじのくに家庭医/総合診療後期研修プログラム
市中病院 初期研修 専門研修

地方独立行政法人 静岡県立病院機構 静岡県立総合病院

静岡県静岡市葵区北安東4丁目27番1号

10件の専門研修プログラムが登録されています

ふじのくに家庭医/総合診療後期研修プログラム

定員
4
専攻医数
2
指導医数
2
当直回数/月
2
月収(卒後3年次)
596,000
年収(卒後3年次)
11,960,000

プログラム概要

科目
総合診療
当直
当院の規定による
研修の特徴
家庭医(総合診療医)とは、決して「何でもできる医師」でも「専門をもたない医師」でもありません。「既存の専門科の枠にとらわれず、置かれた立場に応じて自らの役割を変えていける医師」、もっと簡単に言えば「『当科的に問題ありません』といって診療を断ることのない医師」が家庭医だと考えています。
より具体的には、日本プライマリ・ケア連合学会の家庭医専門医・認定医の行動目標、日本専門医機構の総合診療専門医の 7 つの資質・能力 、および研修終了時に提出する経験省察研修録(ポートフォリオ)の項目に、家庭医・総合診療医として目指すべき目標が明示されています。これらは制度の違いによりある程度表現が見直されていますが、基本的な方向性は変わりません。ですので、3 年間の研修期間中にこれらを全て経験し、家庭医・総合診療専門医としての基本的な素養を身につけて頂くことが当研修プログラムの中心的な目標になります。

研修内容

カンファレンス・勉強会
総合診療専門医の 7 つの資質・能力
(「日本専門医機構 総合診療専門医専門研修カリキュラム」より)
1. 包括的統合アプローチ
2. 一般的な健康問題に対する診療能力
3. 患者中心の医療・ケア
4. 連携重視のマネジメント
5. 地域包括ケアを含む地域志向アプローチ
6. 公益に資する職業規範
7. 多様な診療の場に対応する能力

当プログラムは初期研修を修了した、卒後 3 年目以降の医師を対象にした 3 年間の後期研修プログラムです。

Ø 1 年次修了時には、総合診療医の役割・研修全体の流れを理解し、外来・病棟・救急の現場で必要に応じ他の専門科・専門職と連携しつつ、患者の評価およびマネジメントに主体的役割を果たすことを目標とします。

Ø 2 年次修了時には、地域で医療資源が限られた中での家庭医に期待される役割と限界を理解するとともに、病院外他施設や福祉・行政との連携や地域志向アプローチについても実践することを目標とします。主たる研修の場は総合診療研修Ⅰとなり、看取りを含む在宅医療の経験もここで積んでいただくことになります。

Ø 3 年次修了時には、それまでの研修の過不足を調整するとともに、多疾患合併など複雑な健康問題を有する例、訴えが曖昧で評価困難な例にも的確なマネジメントを提供すること、初期研修医の教育や臨床研究にも取り組むことを目標とします。

Ø 3 年間の研修の修了判定には以下の 3 つの要件が審査されます。
1) 定められたローテート研修を全て履修していること
2) 専攻医自身による自己評価と省察の記録、作成した経験省察研修録(ポートフォリオ:経験と省察のプロセスをファイリングした研修記録)を通じて、到達目標がカリキュラムに定められた基準に到達していること
3) 研修手帳に記録された経験目標が全てカリキュラムに定められた基準に到達していること

様々な研修の場において、定められた到達目標と経験目標を常に意識しながら、同じ症候や疾患、更には検査・治療手技を経験する中で、徐々にそのレベルを高めていき、一般的なケースで、自ら判断して対応あるいは実施できることを目指していくこととなります。
外来医療
経験目標を参考に幅広い経験症例を確保します。外来診察中に指導医への症例提示と教育的フィードバックを受ける外来教育法(プリセプティング)などを実施します。また、指導医による定期的な診療録レビューによる評価、更には、症例カンファレンスを通じた臨床推論や総合診療の専門的アプローチに関する議論などを通じて、総合診療への理解を含めていきます。また、技能領域については、習熟度に応じた指導を提供します。
病棟医療
経験目標を参考に幅広い経験症例を確保します。入院担当患者の症例提示教育的フィードバックを受ける回診及び他職種を含む病棟カンファレンスを通じて診断・検査・治療・退院支援・地域連携のプロセスに関する理解を含めます。指導医による診療録レビューや手技の学習法は外来と同様です。
在宅医療
経験目標を参考に幅広い経験症例を確保する。初期は経験ある指導医の診療に同行して診療の枠組みを理解し、次第に独立して訪問診療を提供し経験を積みます。外来医療と同じく、症例カンファレンスを通じて学びを含め、他職種と連携して提供される在宅医療に特徴的な他職種カンファレンスについても積極的に参加し、連携の方法を学びます。
臨床研究
専門研修プログラムでは、最先端の医学・医療を理解すること及び科学的思考法を体得することが、医師として幅を広げるため重要です。また、専攻医は原則として学術活動に携わる必要があり、学術大会等での発表(筆頭に限る)及び論文発表(共同著者を含む)を行うこととします。
本研修 PG では、基幹施設である静岡県立総合病院のほか、場合によっては浜松医科大学、自治医科大学、静岡県立大学等と連携しながら、臨床研究に携わる機会を提供する予定です。静岡県立総合病院では臨床研究倫理、統計、英語プレゼンテーションなどに関する研修会が開催されており、研究発表についても経験ある指導医からの支援を提供します。
プログラム責任者
牧 信行
プログラム責任者経歴
静岡県立総合病院救急科医長

給与・待遇

給与
年収 1,196 万円(諸手当含む)
月額 59 万 6 千円(諸手当含む)

諸手当
期末勤勉手当 年間 131 万円(6 月及び 12 月に支給)
診療賞与 年間 350 万円(9 月及び 3 月に支給。期間
内の診療実績を評価。加算減算あり)
その他 時間外勤務手当、通勤手当、住居手当等
社会保険
健康保険、厚生年金保険、雇用保険
住宅補助・寮
宿舎の有無:有

採用について

選考基準
(1) 書類審査
(2) 面接試験

出願は下記の書類等を出願締切日までに書留郵便で郵送してください。
なお、可能な方は試験前日までに病院見学をしてください。
出願書類等
(1) 後期臨床研修申込書(所定様式有)
(2) 医師免許証
(3) 現所属病院における科長または、教育研修責任者の推薦状
(4) 臨床研修修了見込み証明書
担当者部署
静岡県立総合病院 総務課
担当者名前
大下

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