指導医インタビュー

医療法人 徳洲会

大隅鹿屋病院

鹿児島県鹿屋市新川町6081番地1

名前
田村 幸大 先生
内科副院長
職歴経歴
現在のポジション(内科副院長)に着任して6年(目)。

大隅鹿屋病院の特徴をお聞かせください。

非常に広い地域のなかで急性期の診療を行っており、その地域のなかで最重症の症例を受け入れている役割を果たしている特徴があります。それと同時に、救急っていう部分の急性期とはまた違った急性期としてガン診療なども行ったりと高度な診療を果たす役割もあります。また、都会であれば、高度急性期医療、回復、その後とそれぞれ状況にあった医療機関に移るといった事が多いでしょうが、外来フォローや訪問診療であったりとか、ゆりかごから墓場までではないですけど、病院に入ってきて、よくなって、そのあとのフォローアップまでひとつの施設のなかでやれるといったところが1つの特徴ですね。

大隅鹿屋病院の内科の特徴もお聞かせ下さい。

ワンストップで終わるということですね。かなり進んだ診療まで行います。
入口の役割の診断を果たしたら、それぞれの専門の診療科にお願いするというのではなくて、他の病院でしたらそれぞれの診療科が行っている専門の診療も私たちが責任をもって行っているというところです。ガンの患者をみつけたらガンの治療、糖尿の患者を見つけたら血糖管理を、といった具合です。

院内の雰囲気を教えてください。

ワンストップで終わるということですね。かなり進んだ診療まで行います。
入口の役割の診断を果たしたら、それぞれの専門の診療科にお願いするというのではなくて、他の病院でしたらそれぞれの診療科が行っている専門の診療も私たちが責任をもって行っているというところです。ガンの患者をみつけたらガンの治療、糖尿の患者を見つけたら血糖管理を、といった具合です。

院内の雰囲気を教えてください。

基本的には病院が大きすぎない為、コメディカルを含め、どこの部署のひとでも顔と名前が一致していますし、丁度いいですね。特に、緊急事態に対応するときの連携が素晴らしいんです。阿吽の呼吸っていうんでしょうかね。

後期研修プログラムの特徴を教えてください。

総合診療内科って順番に臓器別に勉強していくだけでは全部診られるようになるかといえば、難しいところがあって、ここでは循環器以外のすべては自分のところで診ていますから、同時進行でいろんな臓器のトラブルをどうしようかと検討しては処置といった事を日頃から当たり前のようにやる状況に置かれますので鍛えられるというのが1つの特徴だと思います。
また、徳洲会グループとして、ここでは少ない血液疾患であったりもっと症例を積みたいと希望すれば、湘南鎌倉病院などと連携して、足りないと思われる部分を補う体制もあるといった点ですね。

研修を受ける事でどのようなスキルが身に付くとお考えですか?

スキルにも大きく分けて2つあるとおもいます。
1つは手技や経験です。
内視鏡検査であったりとか、気管支鏡だったりとか、一般的にされているような内科的なスキルについてはもちろん得られると思います。
うちは医師数が適度で、常に患者さんの方が多い病院ですから、どんどん携わってもらいますし、本人がのぞみ、やりたいということはすべてやれる環境です。
もう1つは、思考ですね。
例えば多臓器に問題があった場合にどう対処していくであったりとかもそうですし、その先の家に帰るための社会支援をどうするのかなどを考える力、医者としての”思考する習慣”を必要なスキルとして身に付けてもらえるように指導しています。

カンファレンスはどのような形で行っていますか。

定期で行っているのは、毎朝、前日に新入院された方の症例をレビューしています。初診で診た医師が報告して、アドバイス等カンファレンスします。
また夕方に受け持つ入院患者の症例についてカンファレンスしていて、あとは、ICU入院症例のカンファレンスであったり、研修医対象にERの症例のカンファレンスであったりと一緒に勉強しています。

内科を選ばれた理由をお聞かせください。

実は一時期、医者が少なかったときに、必要に迫られて内科になっちゃったって経緯はあるんです、あと初期研修をやっていてなにか手助けできないかとも考えて内科に取り組んでいたら、いつのまにか周りからも内科医でしょって扱いを受けるようになって、心では別の科も考えていたんですけど、いつのまにか今のポジションになったというのはありますね。

先生が大隅鹿屋病院を選ばれた理由を教えて下さい。

最初から臨床研修先は徳洲会グループって決めていたんですけど、臨床能力を高めることを考えたら、打席に立つ回数が多いか少ないかってすごく大切だと考えたんですよね。考え方なんですけど、他の人の打席姿をみて分析するよりは、実際に打席に立って、たとえ三振であってもどうして三振したんだろうって考える機会が得られる臨床研修先を探した結果なんです。地域の医療を一手に担う今の病院で、自身がヒーヒー云いながら成長したら山ほどいろんなことが出来るんじゃないかと思って選んだことを思い出します。

最後に研修医にメッセージをお願いします。

一問一答のように、これどうしたらいいですか?ってすぐ聞くんじゃなくて、責任をもって自分で考えた末に相談してもらいたいってことは言いたいですね。
研修医ってことで、国の決まりで担当医ではあっても主治医にはなれないってことはありますが、そこでどれだけ当事者意識をもって関わるかってところが大切なんじゃないかと思います。その姿勢で何事も取り組んだら、たとえ同じ症例を診ても学ぶものの大きさって変わってくるんじゃないかなと思います。真剣に考えて苦しんでいると、スポンジが水を吸う様にすごく吸収され、成長速度も全然違うんですよ。繰り返しになりますが、研修医の皆さんには責任を持った医者として頑張ってもらえたらと期待します。

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