初期研修医インタビュー

国家公務員共済組合連合会

枚方公済病院

大阪府枚方市藤阪東町1-2-1

名前 島田 大揮(ひろき)先生
出身地 大阪府八尾市
出身大学 徳島大学
医師免許取得年度 2019年

医師を目指したきっかけをお聞かせください。

親戚に医師が多いことと、小さい頃から「医龍」などの医療ドラマが好きで、格好良い仕事だなと憧れていたことでしょうか。高校生になって、進路を改めて考えたときに、やはり医師になりたいと思い、医学部に入りました。

学生生活ではどんなことが思い出に残っていますか。

学生時代はゴルフ部に入っていました。上の先輩方との繋がりが厚い部活動で、OBには高齢の先生も多く、どういう仕事をされているのかなどと伺う機会もありました。その後、色々な選択肢の中から進路を決めるにあたり、先輩方からお話を伺っていたことは良かったです。

大学卒業後、研修先を枚方公済病院に決めた理由をお聞かせください。

雰囲気が私に合っているというのが一番の理由です。見学だけではなく、1カ月ほど実習もさせていただいたのですが、その実習の中で病院の良さを知りました。指導医の先生に、熱心な方が多いのも魅力でした。優しく教えてくださる先生ばかりで、ときには厳しい指導もありましたが、「これが分かりません」と聞いて、答えが返ってこないことがほぼありません。先生方には感謝しかないですね。

枚方公済病院での初期研修はイメージ通りですか。

働き始めて10カ月ですが、ここまで手技を多くさせていただけるとは予想していませんでした。指導医の先生に見守っていただきながらですが、救急の患者さんも診ています。救急ではよほど重症の患者さんでない限り、上級医の先生の見守りのもとでファーストタッチをさせていただいています。指導医の先生が近くにいらっしゃるので、迷ったことがあれば、すぐに質問できます。2年間を当院で過ごせば、しっかりした力をつけられると思います。

プログラムの自由度はいかがですか。

自由度はとても高いですね。色々な科を回れますし、一人一人の研修医の希望によって変更が可能なので、その都度、修正している研修医も多いです。

プログラムの特徴はどんな点でしょうか。

私は5月から循環器内科、麻酔科、救急科、消化器内科、外科と、5つの科を回りました。当院の病床数は300床程度で、そんなに大きな病院ではないので、どのスタッフの方でも顔をよく知っています。研修医同士だけでなく、上の先生やコメディカルの方同士の仲も良く、色々と相談しやすい環境です。当院で働いて分かった良さは研修医が手技などに積極的に取り組めることですね。研修医が見ているだけの病院ではありません。

院外での研修はありますか。

院外での研修は来年度です。院外で学べる主な科は小児科、産婦人科、精神科、地域医療です。

どのような姿勢で初期研修に取り組んでいらっしゃいますか。

5月の時点では本当に何も分からない状況だったので、全てのことを上の先生に確認してやっていく状況でした。半年ぐらい経つと、色々なことを覚えてきたので、上の先生に確認するまでもないかなというケースも増えてきました。しかし、間違っていたら、患者さんにとって危ないことが起こってしまう可能性があるので、よほど自信があるとき以外は必ず上の先生に確認するようにしています。

指導医の先生のご指導はいかがでしょうか。

先生にもよりますが、厳しく指導してくれる先生、優しく指導してくれる先生がいらっしゃいます。ほとんどの先生が優しくしてくださいますし、基本的に垣根が低く、どの科の先生も親切丁寧に指導してくださるので、とても助かっています。

枚方公済病院での初期研修で勉強になっていることはどんなことでしょう。

直近は外科を2カ月ほど回っていて、様々な手技をさせてもらえました。やる気さえあれば、積極的に挑戦できる病院です。

何か失敗談はありますか。

麻酔科を回ったときに、挿管チューブが予定の深さより1センチぐらい深く入ってしまったことがありました。問題はなかったのですが、その頃は入れることだけを目的としてしまっていました。しかし、挿管は入れるだけではなく、入れてからずれないようにすることが重要だと指導医の先生に教えていただきました。それからは入れることに加えて、ずれないことに気をつけて挿管するようになりました。ある意味で、良い失敗でしたね。多くの手技を経験させてもらえますし、上の先生もしっかりフォローをしてくださるので、良い環境だと思います。

当直の体制について、お聞かせください。

研修医の当直は月に4回か5回です。基本は救急車外来を担当される先生と一般外来を担当される先生の2人体制で、そこに研修医が加わります。たまに消化器内科の先生がいらっしゃったり、緊急手術のときに外科の先生がいらっしゃったりすることもあります。

当直では、どんなことが勉強になっていますか。

お昼は先生方が多くいるのですが、夜は人手が少ないので、その中でどこまでやれるのかを考えなくてはいけません。重症な患者さんがいらっしゃったときは昼とは異なる空気を味わいますし、難しさもあります。臨床能力を磨くうえで、とても勉強になります。

カンファレンスの雰囲気はいかがですか。

全ての科を回ってないのですが、例を挙げますと、消化器内科では月曜日に消化器内科に入院した患者さんについて全体カンファレンスを行い、研修医が持っている患者さんについては研修医にも発表するチャンスが与えられます。水曜日は研修医が担当している患者さんのみのカンファレンスがあり、月曜日に先生に指摘していただいたことに対して、自分の考えを話すのですが、その内容についてフィードバックをいただけるので、勉強になりました。

コメディカルの方たちとのコミュニケーションはいかがですか。

距離が近く、色々と話しかけていただいています。コメディカルの方々に助けていただきながら、毎日充実した研修をさせてもらっています。

研修医同士のコミュニケーションは活発ですか。

同期とは仲良くやっていて、よく飲みに行っていますよ。研修医だけでも行っているし、コメディカルの方を誘って、一緒に飲みに行くときもあります。 ※2019年11月インタビュー実施

今後のご予定をお聞かせください。

私自身は内科系で考えています。内科の中では循環器内科、消化器内科、呼吸器内科あたりですが、詳しくはまだ決めていないです。12月から内分泌、1月2月は呼吸器、次は循環器です。冬は呼吸器が忙しくなります。忙しいからこそ、症例数が増えるので、なるべく多くの症例を診たいですね。2年目の夏までに最終決定をしないといけないので、なるべく早めにその3つの科を回るようにしたいと思っています。

ご趣味など、プライベートの過ごし方について教えてください。

学生時代からゴルフをしているので、ゴルフの打ちっ放しに行ったり、ラウンドに行っています。また、同期の研修医とご飯を食べに行くのもストレス発散の場です。でも、そこまでストレスは溜まっていません(笑)。

現在の臨床研修制度に関して、ご意見をお願いします。

なかなか難しい質問ですね(笑)。臨床研修制度の中で回らないといけない科があり、当院も臨床研修制度に則り、色々なプログラムを組んでいます。しかし、当院はプログラムの自由度が高いので、本当に自由にさせてもらっています。今の臨床研修制度のもとでは自分の思い通りにいかないということは恐らくないでしょう。オーダーメイドで進んでいけるような気がします。

最後に、これから初期臨床研修病院を選ぶ医学生に向けて、メッセージをお願いします。

当院は雰囲気が良い病院です。医学の知識や手技に対しての悩みはあっても、仕事以外の人間関係のストレスなどはほぼありません。働きやすい環境ですし、オンとオフもはっきりしています。まずは国家試験に受かるように、頑張ってください。

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